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ZWEISPACE、ブロックチェーン登記サービス開始で物件流通活性化を目指す!

不動産業界で話題のブロックチェーン技術をいち早く活用

不動産関連アプリの開発・運営を手がける株式会社ZWEISPACE JAPANは9日、仮想通貨など金融業界を中心に実証実験や応用実用化が進みつつあるブロックチェーン技術を不動産取引に応用、先進的事例となる不動産売買管理システムの提供を開始したことを発表した。すでに特許を取得の上、ブロックチェーン登記サービスをスタートさせている。

リリースしたアプリは不動産仲介市場の効率化を図る「お不動くん」。このアプリにおける第1弾機能としてブロックチェーン登記がサポートされた。一般に日本国内で、公的機関における登記を行う場合、1週間程度のタイムラグが生じるほか、深夜や休日、祝祭日には手続きを行えないなど、時間的制約が多くある。

しかしこれにブロックチェーン技術を導入すれば、ほぼ即時に登記を完了させられる上、24時間365日いつでも申請を受け付ける体制が整えられる。直近の登記申請状況を即座に確認することも可能になるなど、大いに利便性が高まるという。

(画像はプレスリリースより)

空き家問題から不動産業界ならではの諸問題までカバーする包括的解決策として期待

近年、大きな社会問題となっている空き家増加の背景にはさまざまな要因があるが、そのひとつに不動産登記でかかる費用や手間があることは各所で指摘されている。

ブロックチェーン登記は、この登記にかかる費用や手間を最小限に抑えられることから、放置される物件の発生を未然に防止、所有・管理者の情報を現実に即したものとし、適正に流通を活性化していけると考えられる。

土地売買における登記状況の確認ハードルを下げる効果や二重売買の防止といった効果も見込まれ、この点でも透明性の高い不動産取引が活発化していくことが期待されている。

さらに、地面師などによる不正取引、それに伴う公正証書の偽造など不動産業界ならではといえる未解決の諸問題についても、IoT情報をブロックチェーンへ書き込んでいける仕組みを装備したことで発生リスクを低減、抜本的な解決策として提案できるようになっているという。

現実的に改竄がほぼ不可能な記録台帳となるブロックチェーンの特性を活かすことで、空き家問題をはじめさまざまな解決困難とされてきた課題への包括的ソリューションが実現される可能性がある。

ZWEISPACE JAPANでは、こうしたブロックチェーン登記のサービスなど、革新的自社サービスを株式会社PRESIをはじめとする不動産会社パートナーと連携し、認知の拡大に努めていくほか、今後数カ月の間に不動産取引・賃貸管理に関する多様なアプリを順次リリースする予定としている。

なお将来的には国内にとどまらず、海外での展開も見据えており、不動産業界のIT化を日本発で推進、世界をリードしていきたいともした。

株式会社ZWEISPACE JAPANによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000029068.html

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