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YADOKARIと京急、日ノ出町・黄金町エリアに高架下複合施設を開設へ

遊休不動産などを活用、日本初の高架下タイニーハウス複合施設

世界のタイニーハウスやモバイルハウスに関するメディア運営から、空き家・空き地の再活用・施設運営、住まいや暮らしにかかる企画プロデュース、まちづくり支援などを手がけるソーシャルデザインカンパニーのYADOKARI株式会社は16日、京浜急行電鉄株式会社との連携のもと、高架下タイニーハウス複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho」を4月28日にグランドオープンさせると発表した。まずカフェラウンジ&イベントスペースがオープンし、5月8日にはホステルもオープンする。

「Tinys Yokohama Hinodecho」は、京急線「日ノ出町」駅から徒歩4分、JR線「桜木町」「関内」駅から徒歩12分、神奈川県横浜市中区日ノ出町2丁目に誕生する複合施設。遊休地や暫定地となっているエリアの資源を有効活用し、米国発祥の“タイニーハウス”をベースとした拠点として開発、日ノ出町・黄金町エリアの活性化を図るとともに、横浜の新しい魅力を発信していくことを目指す。

「タイニーハウス」は、2008年のリーマンショックを機に、米国で広がり始めた新しい住まい方・ライフスタイルを実現するシンプルで小さな住宅。多くが自動車で牽引できるトレーラータイプの動産ベースによるもので、ミニマリストらを中心に人気がある。

米国以外でも、日本国内や欧州・北欧地域など、先進国を中心に関心が高まっており、次々に住宅を新築、消費して価値の低い中古物件や空き家にしてしまうといった繰り返しから脱却する暮らし、シンプルに生きるアイデアとして新たな文化潮流を生み出しつつある。

今回誕生する「Tinys Yokohama Hinodecho」は、日本初の高架下タイニーハウス複合施設として、タイニーハウス文化の認知を高めるほか、従来の高架下イメージにとらわれない、多様な人々が集う交流拠点空間として機能することが期待される。

(画像はプレスリリースより)

水上アクティビティーやグルメ、多彩なイベント開催も!

「Tinys Yokohama Hinodecho」は、主にホステル、カフェラウンジ、水上アクティビティーの3拠点から構成される。ホステル機能を担う「Tinys Hostel」は、YADOKARIが運営する日本初の高架下タイニーハウスホステルで、「DISCOVERY(発見)」、「WONDER(驚き)」、「SILENCE(静寂)」の各コンセプトで生み出された3棟がある。

1棟貸し切りと男女別のドミトリーの2タイプから選択可能で、家族や友人同士で利用するなら1棟貸し切り、旅行者と気軽に交流を深めたいならドミトリーを選択するのがおすすめという。

カフェラウンジスペースとなる「Tinys Living Hub」もYADOKARIが運営。オリジナルのラクレットチーズを用いたグルメハンバーガーや軽食、こだわりのクラフトビールが楽しめる飲食サービスを提供するとともに、ライフスタイルやまちづくり関連のイベントやワークショップを開催していく。

大岡川に面した立地を活かす水上アクティビティー拠点の「Paddlers+」は、横浜SUP倶楽部と一般社団法人水辺荘が運営を担当するもので、シャワーや更衣室、コインロッカー、トイレなどを完備、近年人気を集めるSUP(Stand Up Paddleboard)などのアクティビティーを、人々が快適に楽しめるようにする。

まちづくりワークショップや映画祭、マルシェ、トークショーなど、すでに開催が決定されているイベントも多く、今後は横浜の新たなカルチャースポットとして賑わいを獲得していくだろう。

YADOKARI株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000013358.html

京浜急行電鉄株式会社 ニュースリリース
https://www.keikyu.co.jp/

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