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ミサワホームが「東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業」に選定

前年度まで「東京都相続空き家等の利活用円滑化モデル事業者」に選定

ミサワホーム株式会社は5月21日、東京都が4月から募集していた「東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業」の事業者に選定されたと発表した。

(画像はミサワホーム株式会社より)

ミサワホーム「住まいるりんぐ Desk」で対応・受け付け

総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」によると、東京都の空き家は約82万戸。高齢化や、相続等で空き家が今後も増えることが予測されている。

空き家が増えることにより、周辺地域への環境や住宅、防犯の面でも影響を与えるおそれがあるため、空き家の抑制や活用、所有者へ空き家の適正管理などの対策が必要であるとしている。

そこで東京都ホームページでは、これらの対策について、所有者からの相談も無料で行うワンストップ相談業務を一体的に行う事業主を4月16日から募集していた。

そして今回「東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業」に全5社が選ばれ、ミサワホーム株式会社も事業者の一つに選定された。

ミサワホーム株式会社は、自社が展開する住まいの窓口「住まいるりんぐ Desk」を通じて空き家に関する相談受け付けと対応を開始。6月から空き家のワンストップ相談窓口を開設予定であり、空き家の利活用について都民に分かりやすく提案していく。

2015年から住宅に関する悩みを「住まいるりんぐ Desk」で受け付けを行っていた。「住まいるりんぐ Desk」は全国に開設され、この仕組みにより「東京都相続空き家等の利活用円滑化モデル事業者」に選定されていた。

2016年12月から2018年3月までの活動業務の相談事例を取りまとめた実績と、住宅メーカーで培ったノウハウを活かし、空き家の利活用を提案し普及を目指す。

また、ミサワホームグループの介護事業会社である株式会社マザアスと連携することで、空き家の所有予定になるであろうシニア層に向けても積極的に空き家の活用に向けた普及活動を展開するとしている。

ミサワホーム株式会社
https://www.misawa.co.jp/news_release/2018/0521/

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