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藤枝市が新事業 耐震性の劣る空き家の解体・除却に費用を助成

昭和56年5月31日以前に建築された建築物が対象

静岡県藤枝市は5月29日、今年度から空き家の増加に伴い始めた新事業について、耐震性の劣る空き家の解体・除却に対して費用を助成すると発表した。

空き家の解体・除去の費用を助成する対象となる建物は、耐震性の劣る昭和56年5月31日以前に建築された建築物または工事中であった建築物が対象であり、現時点で人が居住していない、または居住しなくなる予定の住宅。

(画像は藤枝市ホームページより)

空き家除却後の土地の固定資産税と都市計画税 減免

注意点として、解体業者との契約前、解体工事着手前の市への補助申請が必要であり、年度内に完成することが条件となると促している。

補助対象者は、空き家の所有者や相続人であり、対象費用は除却工事費用の23%以内で、限度額は30万円。空き家の敷地内にある建築物の全てを取り除く必要がある。

また空き家の解体助成を受け、解体時に「住宅用地特例」を受けている場合は、解体後の土地の固定資産税と都市計画税を除却後3年間、減免額を80%とする制度がある。

この減免の対象は、平成32年までに空き家の解体と除却事業の助成を受けて除却を行うこととしている。

解体・除却の助成と減免の制度を利用し、この機会に土地活用の検討を市で推奨している。

藤枝市ホームページ
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/

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