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長崎市「長崎市老朽危険空き家除却費補助金」を策定

平成30年度分の受付を開始

長崎市は2018年6月12日、老朽化し危険な空き家の除去に対し、除去費用の一部を補助する「長崎市老朽危険空き家除却費補助金」の受付を開始したと市のホームページで発表した。

(画像は長崎市ホームページより)

老朽化により近隣住民に危険を及ぼす空き家を対象

長崎市では、安心かつ安全な住環境づくりを推進するために行われた「長崎市老朽危険空き家除却費補助金」の制度について、老朽化し危険な空き家の除去費用の一部を最大で50万円補助する。

対象の空き家について、長崎市内に所在し、使用している人がいない空き家であり、主に住宅として使用されていたことが条件とされている。

また、建物については木造または鉄骨造りであり、老朽化により激しく破損し危険性のあるものであり、近隣住民や住宅に悪影響を及ぼす、または及ぼすおそれのあるものとしている。

老朽化し危険な空き家の例として掲載されている写真には、屋根や壁が崩落し草木が生い茂っている建物などがあげられている。

対象者として、登記簿上の所有者または固定資産税の納入者など、または空き家所有者の相続人や対象の空き家除去について同意を受けた人である。

対象工事として、長崎市内に住所を置き、建設業の許可を受けた個人の事業所が除去工事を行い、建物のすべてを除去することとなっている。

補助の対象となるのは、解体などに係る除去費用、もしくは国土交通省が定める標準建設費用の除去工事費のいずれか少ない額に対し10分の8であり、補助金の額は対象経費の2分の1、もしくは50万円となっている。

また、「長崎市老朽危険空き家除却費補助金」を受ける際には、工事契約や工事に着手する前に、補助金の交付決定を受ける。平成31年2月25日までに交付申請をし、2月末日までに除去工事が完成することが条件であると注意を促している。

長崎市 老朽危険空き家除却費補助金
https://www.city.nagasaki.lg.jp/

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