親の家、全体の1割が空き家状態
「親の家」についてのアンケート
サンケイリビング新聞社グループの株式会社リビングくらしHOW研究所は、「親の家」についてのアンケート調査を実施、20日に結果を発表した。調査対象は、全国の「親の家に関する悩みがある・あった」女性715人。
(画像はプレスリリースより)
親の家問題、50代から本格化
親の家に関する悩みの段階について聞いた。すると40代では「将来が心配」が74.6%と、まだリアルな問題になっていない。
ところが50代では「今まさに悩んでいる」が25.0%、60代では「ひと段落した」が37.6%となっている。このことから、親の家に関する問題は50代に本格化し、60代でひと段落するという流れがわかる。
親の家の現状
親の家の現状について聞くと、全体では「親や自分、親戚が住んでいる」が81.5%、「誰も住んでいない」が11.2%だった。
しかし「まさに悩んでいる」層の22.2%、「ひと段落した」層の15.3%が「誰も住んでいない」と回答した。なお「ひと段落した」層の32.7%は「売却した」としている。
空き家をどうしたいか
空き家があると回答した80人に、その空き家をどうしたいか聞いた。すると全体の45.0%、「まさに悩んでいる」層の63.3%が「売却したい」と回答した。
また空き家対策をいつまでにしたいかを聞くと、全体の43%が「わからない」、24%が「3年以上先」と答えた。
外部リンク
株式会社リビングくらしHOW研究所 プレスリリース
https://www.sankeiliving.co.jp/