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小田急不動産が「起業家と空き家をつなぐ」新規事業開始

世田谷に無料相談窓口開設

小田急グループの小田急不動産は25日、「世田谷 小田急 住まいのプラザ」を無料相談窓口とする「起業家と空き家をつなぐコーディネーター事業」を開始した。

同事業は、東京都の「起業家による空き家活用モデル事業」の「コーディネーター設置事業」に同社が公募提案し、5月21日に事業採択されたことで発足した。

(画像はプレスリリースより)

社会的課題に取り組む起業家に空き家を

空き家の増加が社会問題化していることは周知の通りである。東京都内には約82万戸の空き家が存在するとされている。

一方、介護や福祉など社会的課題に取り組む起業家も多数いて、新たな発想で課題を解決した事例もある。起業家と空き家を結び、沿線エリアの空き家問題を解決しようというのが同社の狙いだ。

主な取り組み内容

今回開設された「世田谷 小田急 住まいのプラザ」の無料相談窓口では、起業家や空き家所有者の相談に乗り、コンサルティングを行う。

その他の取り組みとして、空き家所有者や起業家向けのセミナー開催、空き家調査や同事業の告知などを行っていく。空き家調査では、世田谷区内ほか約39,000戸の戸建て住宅を調査する。

小田急不動産および小田急グループは、同事業を通じ、起業家と空き家のマッチングを推進することで、社会的課題の解決に貢献し、沿線エリアの活性化の実現に努めるとしている。

小田急不動産株式会社 プレスリリース
https://www.odakyu-fudosan.co.jp/

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