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【解体】月極駐車場運営に必要な条件

空き家のオーナー様から

「解体後の土地をコインパーキングとして運営しようと考えてコインパーキング業者に見積もりを依頼したところ断られてしまって困っている」

とのご相談を頂きました。

話を聞いてみると「前面道路が狭い」「住宅街の一角で視認性が良くない」「土地面積が狭い」といった理由で断られてしまったようでした。

 

一見似ているような「コインパーキング」と「月極駐車場」の違いはコインパーキングと月極駐車場の記事にも記載の通りですが、本記事では月極駐車場として運用するのに必要な条件を詳しく書いてみたいと思います。

 

【必要な面積】

単純な駐車スペースだけ考えると一区画5m×2.5m=12.5㎡が必要です。

ベンツ、BMWなどの大型セダン車が多いエリアであれば5.3m×2.8m=15㎡程度用意できるのが望ましいです。

そこに入出庫用の車路を加味すると一区画の駐車スペースを確保するには約20㎡が必要となります。

100㎡の土地であれば約5台分の駐車区画の運用ができる可能性があります。

※土地の形状により台数は前後します。

 

参考までにコインパーキング運用の場合は料金徴収用の機械、看板、車止めなどの機械設置にスペースが必要となるため月極区画数よりも1~2台分少ない区画数になるのが一般的です。

 

【立地、視認性】

月極駐車場は固定ユーザーが利用するため視認性に依存しない運用が可能です。

周辺に車を持っているユーザーがいるかいないかが重要な指標になりますが月極駐車場の仲介を専門にしている業者以外にはわかりにくい部分と言われています。

そこで月極駐車場に向いている立地、向いていない立地をまとめてみます。

 

月極駐車場に向いているエリア

◆マンション、アパートなどの集合住宅が多い住宅街

◆中規模オフィスビル(5~10階建て)が多いエリア

上記2エリアの特性として平置き駐車場よりも機械式駐車場の数が多いことがほとんどのため機械のサイズ制限で入庫できない車両ニーズが見込めます。

◆既に月極駐車場が複数あるエリア

競合となる月極駐車場が既に運営されているということはそのエリアでは月極駐車場のニーズが一定数存在すると言えます。

 

月極駐車場に向いていないエリア

◆商業施設が中心のエリア

◆病院、学校などが集中しているエリア

◆一戸建て住宅が多い住宅街

一戸建て住宅の敷地内には駐車場が併設されている場合が多く外部の月極駐車場で借りるということは稀です。

 

コインパーキングの場合は逆で商業施設や病院など不特定多数のユーザーが出入りする建物の近くでの運用が望ましいとされています。

 

 

 

2015年7月20日
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