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空き家の有効活用

空き家の活用方法は大きく分けると「建物活用」と「更地活用」の2つに大別することができます。

 

「建物活用」の代表例としては

リフォーム

・新築

・建屋売却

などが挙げられます。

 

【リフォーム】

建物を管理せずに放置してしまうと老朽化が進み、気が付くと人が住めなくなってしまう可能性があります。

そのため、ダメージを受けた建物を再活用するにはリフォームが必要となる場合がほとんどです。

最近では一戸建て賃貸の需要が高いため、一戸建てを持っているが空き家になってしまっている方は一度検討してみてはいかがでしょうか?

 

【新築】

新築と言っても一戸建て、アパート、事務所、倉庫など様々ですが、収益性・準備の容易さなどを考えると事務所の新築がオススメです。

事務所の建築では「建築協力金制度」が活用できるため、通常よりも建築が用意となり、建築後は毎月の賃料収入から貸付金を自動相殺することにより無利息返済ができるのが特徴です。

また、一般住居と異なり水回りの整備も少なくすむため初期費用は比較的安くなります。

※建築協力金については下記ページ参照(国税庁ホームページ)

https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/inshi/10/11.htm

 

【建屋売却】

中古戸建の売却はリフォーム費用、古家付土地の売却の場合は解体・造成などの費用はすべて買主負担となるため、所有者にとっては持ち出し無く、管理手間・固定資産税からの開放ができる方法です。

売却の際は、売却する不動産の近くに拠点を構えている不動産業者か全国規模の大手不動産会社に相談しましょう。

 

「更地活用」の例としては

駐車場サブリース

太陽光発電

などが挙げられます。

 

【駐車場サブリース】

建物等を解体した土地を整備して駐車場として運用する場合、通常の運用(看板設置や不動産業者への掲載依頼での募集、運営)よりも一括で借り上げて運営する賃料保証サブリースがオススメです。

解体・整備後すぐにサブリース業社が運営することにより、所有者は駐車場利用者の募集を行うこと無く安定した賃料収入を見込むことが可能で、土地の規模・エリアにもよりますが概ね1~2年以内に解体・整備などに掛かった初期費用の回収が可能です。

また、一般的な賃貸借契約と異なり借地借家法の適用外となるため所有者にとっても安心して貸し出すことができる暫定的な運用となります。

※駐車場サブリースに関してはCarParkingの駐車場サブリースページをご参照下さい。

 

【太陽光発電】

全量固定価格買取制度によって、太陽光発電によって得られた電力は20年間固定価格での買取が約束されています。

導入時には機器費用・設置工事費用・申請費用などの初期投資が発生しますが、概ね10~15年での回収が可能といわれています。

※固定価格買取制度に関しては下記ページ参照(経済産業省のホームページ)

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/index.html

 

空き家の有効活用について述べましたが、日本全国にはどれくらいの空き家があり、どれくらいの物件が問題を抱えているのでしょうか?

次回はそんな日本全国の空き家についての記事となります。

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