ふるさと納税を活用して空き家対策・移住促進
長崎県平戸市とトラストバンクが新事業開始
長崎県平戸市と株式会社トラストバンクは22日、ふるさと納税を活かした「ガバメントクラウドファンディング」を開始した。
トラストバンクが運営するふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」で寄付金を募っている。目標金額は347万2,000円、期限は2018年3月21日まで。
トラストバンクは長崎県平戸市の地域おこし協力隊と協力し、集まった資金で同市の空き家対策・移住促進を実施する。
空き家を民泊施設として貸し、購入もできる
平戸市は観光地として有名であり、宿泊施設も多い。しかし不動産会社が少ないため、市外からの移住希望者は住まいを探すことが難しいのが現状だ。
そこでプロジェクトでは、住宅宿泊事業法(民泊新法)を活かし、空き家を「民泊施設」として移住希望者に貸し出し、気に入ったら購入できるような仕組みをつくることを目指す。移住希望者は、気に入った施設を自分の名義に変更・契約することで、スムーズに移住生活を始めることができるのだ。
なお集まった資金は、空き家の修繕、民泊施設登録申請、自動火災報知機設備などに使われる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社トラストバンク プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000026811.html
ふるさとチョイス
『空き家』×『民泊』 平戸市地域おこし協力隊の挑戦!
https://www.furusato-tax.jp/gcf/254