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Webコンサルティングのペンシル、壱岐島に古民家再生サテライトオフィスを開設

離島の空き家を活用、ITによる地域産業活性化を目指す

「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」という企業理念のもと、顧客企業のWeb戦略を成功に導くための研究開発型コンサルティングサービスを提供する株式会社ペンシルは1月30日、長崎県の離島・壱岐島に空き家となっていた古民家を再生したサテライトオフィスを開設、1月29日より利用を開始したことを発表した。

ペンシルでは、国境離島新法に基づく長崎県壱岐市雇用機会拡充事業の第1回公募事業として、サテライトオフィス「ペンシル イノベーション セントラル 壱岐(PIC壱岐)」を提案、同市の採択を受けて昨年10月に官民協働の「壱岐テレワークセンター Freewill Studio」へオフィスを設置、壱岐市民を雇用して高度な専門知識は必要としないWebコンサルティングの調査分析やレポート作成、Web広告運用、ライティング業務、サイト運営支援などの事業に従事させてきた。

今回はこのオフィス拠点を、壱岐島にある古民家改修住宅へと移転させたという。新オフィスとなった住宅は、博多港からのジェットフォイルやフェリーが発着する郷ノ浦港から近い場所にあり、豊かな自然に包まれた環境ながら離島という地理的ハンディキャップがある。また築56年が経過していることもあり、活用が進まない物件となっていた。

(画像はプレスリリースより)

雇用創出と地域コミュニティ支援の場所提供も

ペンシルでは、この物件を改修してサテライトオフィスに再生、通信環境さえあれば場所を問わないインターネットの利点を活かすことにより、離島でも機能するオフィス拠点とした。

就業意欲はあるものの、子育てや介護などで就業時間や就業場所に制限がある主婦や元IT従事者、シニア層などの雇用を進め、壱岐での就業機会創出も図るという。現時点でのスタッフは4人だが、2017年度中には5人まで増員、2018年度にはさらに3人の採用をすでに決めている。地域への貢献という観点だけでなく、主婦やシニア層の生の意見をWebマーケティングへと反映させ、活用することで自社のビジネス成長にもつなげられるとしている。

とくに65歳以上の人口割合が35.5%と高齢化が進んでいる壱岐で、今後全国的にさらなる需要増が見込まれるシニア向け商品のサイト支援として、シニア層にとっての使いにくさや分かりにくさがどのような点にあるか分析し、「SFO(シニアフレンドリー最適化)サービス」を構築、事業展開を図っていく方針とした。

完成した古民家オフィスは、スタッフが働くワークエリアだけでなく、島民が気軽に集まりインターネットとその可能性に触れられる場所づくりも目指すという観点から、イベントやセミナーなどに使えるコミュニティスペース、会議や宿泊、「シニア対応サイト診断サービス」の検証スペースとしても用いる多目的エリアなど多彩な空間をもつ。

それぞれのエリアには、壱岐の山々や海、古墳などの歴史と文化が息づいた自然環境、同地の特産物である壱岐牛やうになどをイメージした色を採用し、地域の魅力を感じられるあたたかみのある仕上がりともしている。

さらに同社は今後、福岡本社や東京オフィスなどの既存スタッフが、業務に支障がない限り、その日の都合で働きたいオフィスを選べる「タラワーク」制度の拠点として活用するなど、さらに幅広く多様な働き方を可能にし、地域の活性化も図る環境づくりを進めていきたいという方針も示した。

株式会社ペンシル プレスリリース
http://www.pencil.co.jp/release/20180130_01/

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