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栃木県足利市 1月末で前年度を上回る空き家の相談数

2018年1月「市空き家等対策計画」を策定

栃木県足利市では、2018年の空き家に関する相談件数が1月末時点で前年度を大幅に上回り、足利市は今年1月に「市空き家等対策計画」を策定した。

1月末時点で相談件数は172件と前年度を47件上回っている。今後空き家の処分や利活用の促進を目指している。

(画像は栃木県足利市のホームページより)

栃木県・全国平均を上回る空き家率

足利市では年々人口が減る一方で、総世帯数は増えている。平成25年には住宅総世帯数が71960戸、空き家総数は13310戸、空き家率は18.5%と平成10年実施の調査から年々上昇し、全国平均の13.5%、県平均の16.3%のいずれも上回っている。

市民の相談窓口「空き家対策担当」を設置

本年度建築指導課内に「空き家対策担当」を設置。市民からの空き家に対する相談窓口を一本化し、あらゆる問題にも対応していく方針だ。

法務関係団体や不動産関連団体など協働し専門的な知識をもとに相談会を開催し対応していく。

仕組みとしては、地域住民、自治体などが協力し所有者に働きかけを行う一方、直接「空き家対策担当」に相談や空き家の情報を提供、各団体と連携をし対策を行う。

市への空き家の相談件数も2013年度から毎年増え続け、その内容は建物の倒壊の恐れ、また草木の繁茂や害虫、害獣の被害に対する環境面に関するものが8割を占めている。

足利市空き家等対策計画「概要版」
https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/

足利市空き家等対策計画
https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/

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