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空き家再生を試みた「ヤドカリプロジェクト」内覧会

「ヤドカリプロジェクト」オープンイベント開催

空き家をリノベーションして、実際に住んでは、次の空き家へと移り住む、まるでヤドカリのような「ヤドカリプロジェクト」の第一号物件が完成し、オープンイベントが開催される。

2月24日から3月2日まで内覧会、2月25日に「掘り出し物件の探し方・改修のコツ」の住宅取得セミナーを開催する。

(画像は白坂隆之介地方都市建築研究所ホームページより)

驚きの空き家再生「ヤドカリプロジェクト」とは

「ヤドカリプロジェクト」の手法を試みたのは、静岡県浜松市で設計事務所リージョン・スタディーズを営む一級建築士である白坂隆之介代表。

地元の浜松市で中古空き家を自己資金で購入し、長期優良住宅へと改修し実際に自らが一定期間住んでから転売、その資金をもとに更なる空き家を購入して行くという「ヤドカリプロジェクト」。

従来の外見だけ安く綺麗に見せただけの中古住宅ではなく、既存の中古住宅を解体し、上辺では見えない所まで補強、改修して行くため耐用年数を大幅に引き上げる。

これは上辺だけの中途半端なリフォームではなく、一級建築士として中古の空き家を長期優良住宅以上にグレードアップし、資産価値を大幅に上昇させ、これから先何十年も住める住宅にするためだ。

新築住宅を購入しローンを組むが、ローンの支払いが終わった後の住宅は資産価値がゼロに近いものが多くなる。その資産価値を高めようとプロジェクトが始まった。

そして、浜松市の空き家問題にも一石を投じるものにしようと意気込みを語った。

株式会社リージョン・スタディーズ ブログ
https://medium.com/@liunosuke

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