スペースマーケット、MFとの公式連携を開始
遊休不動産活用の会計管理を簡単に!
株式会社スペースマーケットは14日、株式会社マネーフォワードとの公式連携を開始したことを明らかにした。「スペースマーケット」や民泊プラットフォームの「スペースマーケットSTAY」と、クラウド型会計ソフト「MFクラウド会計・確定申告」を連携させ、サービス利用時の会計管理をサポートする。
スペースマーケットが手がける「スペースマーケット」は、個人が保有する空き家や古民家、ギャラリースペースなど、さまざまな空きスペース・遊休不動産を活用し、新たな収益機会としたいオーナーと、スペースを求めるユーザーとをつなぐシェアリングエコノミーサービス。
一般的な空き家から、お寺、野球場、結婚式場、イベントスペース、オフィスなど幅広い用途のユニークなスペースを簡単に1時間から貸し借りできるマーケットプレイスとなっており、サイトやアプリから条件に合う案件を検索、1時間単位で契約し、予約から決済までワンストップで完了させられる。
オーナーはホスト登録と物件の情報登録を行えば、掲載料無料で利用でき、簡単に遊休不動産の有効活用を図れるようになる。ゲストとしてスペースを利用したいユーザーは、自らキーワードや条件で具体的に検索・利用するほか、大まかな日程・用途などをスペースマーケットに送信し、おすすめスペース案件の提案を受けるコンシェルジュサービスも利用できる。
また「スペースマーケットSTAY」は、簡単に民泊の提供・予約が行える専用のプラットフォーム。民泊新法施行に合わせて正式リリースとなる予定で、現在はホストとなる物件オーナー・管理者の事前登録を受け付けている。法律面のサポートや運営ノウハウの提示なども充実しており、スムーズに安心・安全でユニークな宿泊体験の提供と利用が実現され、こちらでも空き家などの有効活用が進むと期待される。
こうしたシェアリングエコノミーサービスの活用に対する関心が高まる中、これらによって収入を得た個人が会計管理やデータの作成、確定申告手続きなど、生じた新たな手間で負担を感じていることを想定し、今回マネーフォワードと連携、同社のサービスとのシームレスな利用を提案することとした。
(画像はプレスリリースより)
連携させればデータの自動取得が実現
マネーフォワード側のサービスはクラウド型会計ソフトの「MFクラウド会計・確定申告」。法人・個人事業主向けのサービスで、会計業務のデータ連携による効率化や、確定申告にかかるデータの入力と仕訳・必要書類作成などをサポートする。
税理士など専門家の紹介をはじめとするサポート体制も充実しており、クラウド型であるため、時間や場所を問わず、リーズナブルで柔軟に利用できるメリットもある。
連携が開始されたことで、「スペースマーケット」や「スペースマーケットSTAY」における収入明細データは、「MFクラウド会計・確定申告」における自動取得可能なデータとなり、サービスに登録した銀行口座やクレジットカードなどと同様、会計データへ反映させ、処理をスムーズに完了させられるようになった。
この自動取得の仕組みを利用するには、「MFクラウド会計・確定申告」のサービスにログインした状態で、スペースマーケットサービスのログイン情報を入力、「連携データの新規登録」設定を行う必要がある。詳細はリリース資料などで確認を。
株式会社スペースマーケット プレスリリース
https://spacemarket.co.jp/archives/12160