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豊島区が空き家活用の推進に向けた協定締結

不動産関係・各種士業団体の7団体及び豊島区シルバー人材センターと協定 豊島区が、不動産関係・各種士業団体の7団体及び豊島区シルバー人材センターと空き家活用の推進に関する協定書等を締結したことを、2月15日報道に発表。2月16日豊島区のホームページに掲載した。

(画像は豊島区ホームページより)

高い割合の空き家率 空き家と認識していない所有者7割

協定式にはすでに協定を締結している金融機関3団体も参加し、相互に連携・協力しながら空き家活用を加速させるとしている。

豊島区の総務省調査の空き家率は、都内で最も高い割合の15.8%となっており、28年度に実施した空き家実態調査では、戸建て所有者の約7割が空き家状態にありながら空き家と認識していない状況。

このため空き家の放置により老朽化や防災・防犯・衛生面など近隣住民に悪影響を及ぼすのではないかと危惧している。

空き家の利活用については、リノベーションまちづくり事業や居住支援協議会における「としま居住支援バンク」の運営などに取り組んできたが、空き家所有者の意識調査の結果、青島区では空き家の活用を促進するための「豊島区空き家活用条例」を制定、本年4月1日から施行。今回の協定を通して、各種団体との連携体制を強化するとした。

不動産関係団体及び各種士業団体、豊島区シルバー人材センター、金融機関においては、専門知識やサービスの提供や支援を行う方針だ。

市長は各団体と協力し空き家所有者の力になり、利活用も進めて行きたいとしている。

また23日18時から、としまセンタースクエア(豊島区南池袋2-45-1庁舎1階)において、「豊島区空き家活用シンポジウム」を開催し、「空き家活用によるまちの再生~空き家活用から生まれるビジネスチャンス~」に関するパネルディスカッションを行う。(豊島区ホームページより)

豊島区ホームページ
https://www.city.toshima.lg.jp/

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