「古民家“星降るテラス”プロジェクト」 漆喰作業開始
近畿大学 古民家再生プロジェクト
3月9日、近畿大学プレスリリースで、広島県東広島市所在の近畿大学工学部が、「近畿大学×広島県福富町 古民家“星降るテラス”プロジェクト」として、3月14日(水)、15日(木)、東広島市内の古民家にて、漆喰の上塗り作業を行うと掲載した。
(画像はプレスリリースより)
近畿大学工学部建築学科教員らが開発した「瀬戸漆喰」を使用
近畿大学工学部では、「近畿大学×広島県福富町 古民家“星降るテラス”プロジェクト」として、築100年超えの、地域の古民家の再生に取り組んでおり、2018年度完成を目標に支援金を募った。
現在プロジェクトでは66人の支援を受けて、678,000円の活動資金を集め終了している。
空き家が増えていることをきっかけに、近畿大学工学部建築学科准教授の谷川大輔とゼミ生が中心となり、2016年5月から開始したプロジェクト。
対象の古民家は、准教授の谷川大輔が、広島県東広島市福富町の古民家を私財で購入し、自らが住民となる。
これにより、地域住民とともにまちづくりの在り方や古民家の活用方法を検討し、空き家のリノベーションや公園の整備に取り組むことで、地域を活気づけることを目的として活動している。
2017年には、第一期リノベーションを終えた、母屋に連結する蔵の再生計画の一環として、学生らが漆喰を塗ることとなった。
使用する漆喰は、近畿大学工学部建築学科教員らが開発した特許技術を活用した「瀬戸漆喰」で、施行しやすく強度発現性に優れた塗り壁材となる。
尚、今回の漆喰を使った土壁の補修・再生活動は、平成29年度公益財団法人古川技術振興財団研究助成によって行われる。
【開催日時】
■日時:平成30年(2018年)3月14日(水)、15日(木)10:00~16:00
■場所:広島県東広島市福富町下竹仁1240 ※敷地内に駐車スペース有
■協力:有限会社宮本本店(瀬戸漆喰販売元)、株式会社実森建設(再生事業施工)
近畿大学 プレスリリース
https://www.news2u.net/releases/159381